ワールドカラテアカデミー伊勢では「レジリエンス」の成長を大切にしています。
耳慣れない「レジリエンス」とはいったい何なのかというと…
グーグル検索でもすぐに細かい解説が出て来ます。
困難を乗り越える力。
そして困難にぶつかった時にくじけそうになるところを回復する力。
と、言うと分かりやすいかと思います。
今の子どもたちは科学が進み、とても恵まれた教育環境にあると思います。少子化の影響から子どもにかける教育費が上がっているというデータもあります。
一昔前よりも、より良い、子どもに即した課題が与えられるようになり、能力はとても上がっていると思います(⑉˙ᗜ˙⑉)
しかし、私が子どもの頃にした、川にザリガニを取りに行って転んでびしょ濡れになったり、公園に行ったら上級生が場所取りして来て遊べなくなったりするような
実生活の中で、うまく行かない出来事との接点が減っているように思います。
だから難しいことに出会うと、まわりを見るばかりで何も出来なかったり、泣いてしまったり、フリーズしてしまうお子さんがとても多くなっている実感があります( ,,-`_´-)੭ੇ
ちょっとやってみて分からないからすぐに諦めたり、そもそも難しそうと思うと、聞くことさえしなくなるケースも増えたなぁと感じます。
子育てそのものも「無理しなくて良いよ」「子どもの気持ちをしっかり聞く」が、多くなったように思います。
子どもの人権への意識の高まりはとても素晴らしい流れだと思いますが、
その結果、子どもの言い分が全て通ることも増えてはいないか…??
嫌なことから避けて、都合のいいことで過ごそうとしていないか…??
と、思うこともあります。
子どものうちに困難に立ち向かう経験は子どもの心を強く逞しくする上で、とても重要だと思います。
私の目指すところでしかないのですが、ガチっと強いメンタルではなく、
「竹のようにしなやかで折れない心」を備えることが大切だと思います。
ワールドカラテアカデミー伊勢では「レジリエンス」の成長を大切にしています。なので、わざと子どもたちに難しいことをさせることがあります。
時には出来っこないようなことも取り組ませます。それが
✨困難にチャレンジすることに慣れる
という、レジリエンスの基本だと思うからです。そして、その過程で
✨難しそうでも、やってみたら出来た!
✨先輩や友だちが教えてくれて、優しさに触れた
✨出来なくても怒られずに、チャレンジすることを褒めてもらえた
という、心がしなやかになる学びがあるといいなと思っています。
ワールドカラテアカデミー伊勢では、レジリエンスの能力を高め、困難に立ち向かえる、しなやかな心のある子どもを育てていきたいと考えています。
ひょっとしたら、私どもの道場では空手は強くなれないかもしれません。でも、私どもの空手を通し、レジリエンスの能力が高まれば、
📝勉強で難しくても諦めずに努力出来、学力が上がるかもしれない。
👭友だち関係で悩んでも、自分で解決できるかもしれない。
ということがあるかもしれません。
どちらかというと、そういう社会生活に活きる力を備えるような道場の在り方が理想だなと思ったりしています。