私は指導の中で神経系の発達をとっても大切にしています。
保育士として、空手の指導者として小さな子どもと過ごすことの多い私には最重要項目です。
神経系の発達…??
なんじゃそりゃ(・・?
と、思われる方の方が多いのではないかと思います💦
脳や視覚器(目)などのことを指します。
運動神経が良い、反射神経が良い、といった場合の“神経”と捉えても良いと思います。
この成長はシングルエイジ(9歳)までに一気に成長し、その後は緩やかに成長し、20歳にはピークを迎えます。
図で示すと分かりやすいですね。
この図はスキャモンの発達曲線といいます。
余計に複雑になった方もいらっしゃるかもしれませんが…
リンパ系や生殖器系、一般型(臓器)とは異なり、神経系は
一気に成長し、その後はあまり伸びないこと
が分かるかと思います。
つまり、神経系に関しては
ちびっ子のうちが勝負(; ・`д・´)
なのです( ・ิω・ิ)
運動神経は子どもの、しかも低年齢のうちに決まってしまうのです。
大人になってから運動能力を伸ばせないのは親である、私たちが一番よく分かっていることだと思います。
子どもの時に出来なかった逆上がりを何のトレーニングもせずに大人になってから出来た!という人は少ないのではないでしょうか。
2度と戻ってこないこの時期にどんな経験をさせられるかが、子どもの、その後の人生の運動能力を決める重要なポイントになります。
空手が強くなるかどうかもありますが、
私たちは出来るだけ子どもたちにたくさんの経験を積ませてあげて、運動能力の良い、素敵な生活を作るお手伝いをしたいと思っています。