練習場所のトイレのスリッパです。
いつも高校生の男の子が率先して直してくれています。大事なことだなーと思いつつ、他の子も見習ってくれるといいなーと思っています(∗˃ ᵕ ˂∗)
「履き物を揃えたら強くなれますか?」
と、聞かれたら、、、
「関係ないと思います!」
と、答えると思います💦
なぜなら、科学が進歩し、通常練習だけではなく、トレーニングメニューの重要性が増している中で、トイレのスリッパを揃えたから勝てるようになると考えることは現代的ではないことだと思うからです。
もちろん、準備や所持品を大切にすることがメンタルの安定につながり、パフォーマンスを最大限に発揮させる基になるとは思います。
ただ、それにしてもトイレのスリッパが勝負を左右するほどの影響が出るとは思いません。
私は勝ち負けとかではなく…
「うちで空手を練習する子は《人の気持ちを考えられる子ども》であって欲しい」
と、思っています。
人の喜ぶこと、嬉しいと感じること、反対に人の嫌がること、苦しいことの分かる子どもであって欲しいと思っています。
空手を通じて、自分が勝てば良い、強くなれば良いではなく、勝った子を褒めてあげたり、悔し涙を流す子の側にいてあげられるような優しさのある成長を遂げてほしいと感じています。
誰でもトイレのスリッパがぐちゃぐちゃでは嫌な気分になるでしょう。でも、汚いから出来たら直したくない。。。
トイレのスリッパを並べることは人が嫌がることを率先して行い、皆が気持ちよく過ごせる環境を作るという、周りを考えて行動する基本だと思います。
人の立場になって考える、そして周りのために行動出来る子どもがこれから増えていって欲しいなと考えています(*ᴗˬᴗ)