今日はとてもショッキングなニュースがありましたね。安倍元首相が応援演説中に銃弾に倒れ、亡くなりました。
特別何かつながりがあるとか、自民党への想いがあるとかではありませんが、長く一国の総理大臣として活躍された方がこのような形で人生を終えてしまうことに寂しさ、虚しさを感じます。
犯人による自作の銃での発砲。銃弾が命中したことを思うと、たまたまではなく、訓練し、精度をあげていたのでしょう。
思うことは…
「武器は何のためにある??」
と、いうことです。
攻撃的な武器は人を攻撃するために生まれた物です。生まれた背景自体は正しいと思います。
やらなければ、やられる時代があったからです。
でも、現代の日本のような法治国家において、銃で攻撃して自分の気持ちを吐き出すことが正解でしょうか?
やはりネジ曲がった部分があったのではないかと思います。
今、子どもたちに空手の技術をたくさん教えています。
その中には「どうしてここを狙うのか?」「相手が弱いこのタイミングを狙う」など細かい戦術が出てきます。勝つためには狙うポイントやタイミングがあります。
どうか、子どもたちが空手を間違えないで欲しいと思っています。
勝てば良い
賞状、トロフィーが獲れれば良い
ではダメなのです。
空手を通して強さを身につけると共に、空手で習った人の弱い部分を攻撃したら勝てる(倒せる)と思いながらも、自制し、協調性を持って人とつながれるように生きることが大切なのです。
空手で得た武器は最後の砦として、せめて守りに使ってほしいなと思います。
いろいろと考えさせられる1日でした。
まずは何よりも安倍元首相が痛みを忘れ、ゆっくりと天国で過ごせますようにとお祈りしています。