先週、受審した全日本空手道連盟公認6段位の合否の結果速報が、全空連ホームページにアップされました。
私も無事に合格しました(⁎˃ ꇴ ˂⁎)
「30代で公認6段合格」は私にとって大きな目標でした。年齢が早ければいいとか、若いうちに取りたいとかではなく、同じ会派の憧れる先生と同じ道を歩めるようになりたいと思ったからです。
でも、自分はそのために懸命に努力していたかと言われれば、そうではなかったと思っています。
コロナ禍で、仕事が忙しくて、、生徒が増えたから、、、と、何かにつけて言い訳をして自分の練習をして来ませんでした。
審査会を受審出来ると知って、大慌てで練習していたような次第です。
そんな甘ったれた精神は、受審の現場ですぐに、サボっていた大部分を精算させられることになります。
筆記は分からない…
形は頭が真っ白になって、右から動くか、左から動くかも分からない、ただただ体が動いていくだけ。思考は追いつかない…
組手は足払いでひっくり返され、一撃もらったところでブザーが鳴って終了。。。
散々な内容で、周りに人がいるから泣かなかっただけ。帰りの電車では、ただただ自分の愚かさに気づき、反省を繰り返していました。
反省の虫と化していた私には、合格なんて1ミリも思っていなかったので、合格を知ったときには、いい年して泣いてしまいました(¯―¯٥) ՞ ՞ ՞
こんなどうしようもない自分がなんで合格出来たのだろう、と思った時に、
練習前に私の苦手な組手練習に付き合ってくれる大人の練習生の方々。
形の試合形式の練習に、見られる練習だからと無理矢理参加しても笑ってくれていた子どもたち。
普段は審判などで勉強させてもらってばかりの大先輩の先生方なのに、当日、会場で優しく接してくれた方々。
とにかく、たくさんの人たちの支えがあって、合格という結果に結びついたのだと思います。
この合格は単に憧れの先生の道に進めたなんてだけの話ではなく、自分の愚かさとの向き合いから始まり、たくさんの方への感謝、サポートして頂けることの喜び。良いことも自分を律することも勉強になりました。
次は7段を取るぞ!とかではなく、いつか、自分も誰かの支えになれるような、そういう生き方をしたいなと思いました。
公認6段合格は…
嬉しい!
よりも、
ありがとうございました(ㅅ•᎑•)
に満ちています。
これからも精進して参ります。