昨日は私が勤めるこども園の空手教室の今年度最終練習でした。小学校でワールドカラテアカデミーに仲間になってくれて、空手を続けてくれる子もいれば、ここで終わる子もいます。
また、道場でもこの年度替わりに辞めていく子がいます。昨日、退会された方は本当に丁寧なご挨拶をしてくださり、淋しくもこれからの成長を応援したくなりました*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
私は指導しながら、常々「空手はいつか辞めるもの」と思っています。
中学校に上がるタイミングであったり、就職するタイミングであったり。。。何かの節目で辞めていくものだと思っています。
大人の方で空手を楽しんでくださっている方もたくさんいますが、私のように子供の頃から続けていて、空手歴何十年という人はまれだと思います。
空手はいつか辞めるものであるからこそ…
「辞めた後に何が残っているか」が大切だと思っています。
空手を通して、
頑張る気持ちが育った、話を聞けるようになった、運動が好きになった、身体能力が上がった、努力して得る楽しさを知った…etc
何でも良いのですが、学んだことがその子の後々まで繋がり、これからの成長を後押ししていくような「何か」を与えられればと思っています。
もうすぐ大会シーズンです。どうしても勝ち負けにこだわってしまう自分がいますが、空手を辞めたときに残る何かを育てられるように大切に指導をしていきたいと思います。